深みのあるはっきりとした緑の翡翠
透明感なさそうに見えて、光にかざすと結構透明感あります。
表面のコンディションは割と良いです。
気になる点と言えば、黒いインクルージョンがあるという事でしょうか。
こちら、透明感を感じられる状態になった時に割と目立ってしまいます。
唐草は、手で巻いた手作りの唐草で巻き巻きです。
二段に分かれて上下とも唐草のリングは初めてみました。
板を曲げました~ のような、安易な唐草ではなく、先端部分を少し細くしたりして、先端を細く見せようという工夫が見てとれます。
取巻きのダイヤモンドは、それぞれがパイプの上に乗っかっており、それがずらりとロウ付けされております。
その手間ひま感、すき間感が何ともいい感じです。
取巻きはバレリーナと言われる波打った取巻きで、直線的に配置すると少し石の数を節約できるところをあえて波打たせているってところからも、
予算をあまり考えなくてよかった時代だったんだなぁと・・・
枠は、ずっしりとプラチナをふんだんに使用した枠。
日本のジュエリー史を俯瞰して見て、この唐草の時代頬度貴金属をふんだんに使用したジュエリーが生み出された時代は無く、
自信に満ち溢れているというか、勢いがあるというか、
見ていて元気になるというか・・・
この時代のジュエリーが脚光を浴びないのは、何だかもったいないような気もします。
納品済みです。
なかなか見かけない手の込んだ優雅で美しい唐草ですね。職人さんの意気込みが伝わってくるようです! この時代のジュエリーは、職人さんによる手作りのものも多く、かつ日本が経済的にも豊かになったおかげで、貴金属や宝石も贅沢に使えるようになって、魅力的なものが多いですよね。
ナカシマ様
コメントありがとうございます。
唐草ジュエリーはたいてい鋳造なので、手作りのものを探すのは結構大変だったりします。
そんな中で、技術もあって、作り手の意図が感じられるものに惹かれますね~