こんもりと、福禄寿の頭のように盛り上がったカボションカットのファイヤーオパール。
某有名ジュエラーさんから聞いたのですが、カボションカットの「カボション」とは、「オヤジの禿げ頭」という意味らしい。という話を聞いたことがありますが、
ネットで調べてみると、中世フランス語で頭を意味していたとの事。オヤジは余計な気もしますが、頭を意味するとなると、見た目で言うとまぁ外れではないというかむしろ適切な気も…
それはさておき、今回のファイヤーオパールは頭と言っても、一般人の頭を越えた、福禄寿レベルのご利益ありそうな頭のような・・・。 とか、そんな話はもういいですね。
頭頂部… ではなくて、上の方が白っぽくなっているのですが、写真ではあまり写りませんでした。てっぺんのあたりが少し白いです。
巻き巻きの手巻唐草。
これは手巻き??という唐草もありますが、こちらは遠目に見て、おぉ手巻き!とわかるピシッと感があります。
腰高石座、爪の形も装飾をとても意識したような形で、千本透かしの時代に比べると、かなり自己表現の意識がありそうな気がします。
地金も材料もふんだんに使い、枠も手作り・・・
豊かな時代だったんだなぁと改めて思います。
ピシ
トップ付近の白い部分お分かりになりますでしょうか?
石の色はもう少しオレンジ色です。
P.m 900 の陽刻
O493 D069
石目、オパール4.93 ダイヤモンド計0.69 を意味していると思います。。
打刻ではなく、鏨でコンコン打ちながら書いています。
日本のジュエリーでは、こういうのもちょっと珍しいんですよね。
仕上げの後納品いたします。
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