4

キャンディ昭和リングピーチ味 ローズクォーツ K18 王冠透かし リング #8位? /16930







ウルウルぷるるんとした王冠透かしの天然甘味料ピーチ味のキャンディリング。天然甘味料というのは合成石ではなく天然石を使っているという意味ですのであまり深い意味はありません。

ザァーっと擦ってしまったのか、石の一部がすりガラス状になっている部分があります。

サイズを大幅に小さくしたようで、輪が楕円になっています。

 

そんなネガティブ材料ありつつも、

でも、このリングを見ていると、おさまりが良いなぁ~ と、いう思いが沸き起こってきます。

石の大きさに合わせて石座がピターっと寄り添っている事にお気づきでしょうか?

こっから下は、思わぬ長さになりましたが、ちょっとした愚痴なので読み流してください。

普段忙しいとか言っときながらですが、これを乗り越えないと次に進めなそうで・・・

 

私が長年このリングは手作りで・・・云々、とか書き続けても、ジュエリーが手作りかどうかなんて気にする人は、いまだにごく少数派で、

「昭和ジュエリー」という言葉ばかりがどんどん広がり独り歩きしてしまっている感がありますが、

手作りであることの大事さについて、思いを巡らせてほしいと思っています。

 

どさっとクローン枠を作って、磨いて、枠に合う石を乗っけて出来上がり。枠を鋳造して量産するという事は、その背景にコストを抑えるという発想があります。(そうではないものもありますよもちろん。鋳造でも、1点ものもありますし、量産品でもその後の仕上げを施したりでビシーッとした良品もあります。) もちろん、コストを抑える事は価格を抑えることに繋がりますので悪い事ばかりではありません。

手作りの場合は、先に石ありきですから、石のサイズに合わせて職人さんが枠を作っていきます。

服で例えるならば、

既製服と、オーダーメイド と言えるかなと思います。

既製服は、服(枠)を量産し、各人(宝石)のサイズに合う服(枠)。

それに対し、オーダーメイドは、その人その人(宝石)のサイズに合わせて服(枠)を制作する

そのような感じでしょうか・・・。

 

どちらが良くてどちらが悪いか という話ではなく。

一点づつ作り上げるという事、技、思想に関して、モノづくりに置いての大事なことってありますよね? というお話です。

 

量産品と、1点ものの違いなんて、あまりわからないし、気にする必要もない。

そんな事なんてどうでもいい なんて思っている人はあまりいないと思います。

一点ものであるが故の心地よさ、おさまりの良さ、意図を具現化する工夫、技、だったり、

その逆に、量産品であるが故のちょっとした違和感だったり、

そういう、手作り品と、量産品の違いを意識しない人が多いが故なのだろうと思います。

 

いやいやいやいや、ちょちょちょっと待ってくださいよ!! これって、結構大事なことなんぢゃないですか??

と、世間に問いたい気持ちがあるのでごわす。

 

Q:パッと見てわからないものをそこまで気にする必要はないのでは??

A:それはそうかも知れぬが、わすれちゃいけない事もあるんじゃ。

その昔は言葉にするまでもなく当たり前だった事が人知れずどんどん忘れ去られようとしてるんじゃ~~~

 

昔は当たり前のように存在していた、手作業でひとつづつ作り上げていったジュエリー。気付けばちょっと探さないと見つからなくなりつつあります。作り手の意図や心遣い、技、息づかいが伝わってくるジュエリー。そういうものを、大事にしていきたいと思っております。

 

見た目の良さは大事だと思います。装身具ですからね。見た目重視は大いに結構というかそれがないと始まりませんよね。

でも、ハンドメイドの作品から伝わってくる。大事なことを具現化した作り手の技。

そういうアンテナが立てば、きっとジュエリーをもっと深く楽しめると思います。

装身具に加えて、「工芸品」としての楽しみ方もできるのです。

と、繰り返し問いたい気持ちがとめどなく溢れているオジサンがこのサイトを運営しております。

 

だからと言って、このリングを買って下さいとは言いませんし、今回のリングはめちゃくちゃすごいってわけでもありません。これを書かねば終わらぬので、書かせてくだされ。

ご購入はこちらをクリック!→http://classics.shop-pro.jp/?pid=132479452




 

 

4 thoughts on “キャンディ昭和リングピーチ味 ローズクォーツ K18 王冠透かし リング #8位? /16930”

  1. 「手作りのジュエリー」という価値観、大切だと思います!
    日本のジュエリーは、まだ西洋のジュエリーと違って、アンティークとして理解されるまでには、世間の認識も十分に出来上がっていない段階です。それでも、アンティーク的な歴史的価値観が出てきて、ジュエリーが美術工芸品として評価されるようになっていくと、宝石としての価値だけではなく、職人さんの手仕事としての工芸品としての価値も問われるようになっていくと思います。
    最近は、戦前の日本のジュエリーのコレクターや愛好家の方も増えてきていますが、みなさん、渕上さんがおっしゃる手仕事の部分に注目されて、ジュエリーを愛でていらっしゃいますよね。
    日本の手作りジュエリー愛好家の輪が広がって、今後一般の人たちの間でも工芸品として評価されるようになっていくといいですね〜。みんなでがんばりましょう!
    これからも、どんどん素敵な手作り昭和ジュエリーを紹介してくださいね。いつも楽しみにしていますよ〜!

    • コメントありがとうございます。
      ファッションアイテムとしてみれば、どのような形、スタイルかが、より重要ですが、
      工芸品として見た場合、どのように作られたか?というのも結構大事だと思うのです。
      時代で区切るというのも一つの方法だと思いますが、
      ジュエリーに限らず、技を愛でる。
      そういう価値観をますます楽しんでいけたらなと思っております。

  2. コメントさせて頂きます。
    フリマアプリで1人の出品者が自身で石を買って無理やり台座につけて大量に販売しております。

    最近ではパライバやルチルクォーツ 存在しないであろう物も高く売れるから
    とヴィンテージ品として売ってます。

    オーバルカットの台座にスクエアのストーンを付けたり
    本当に酷いものなのですが売れてます、、、、、

    こんな物が大量に流通して
    どうなってしまうんでしょうね。

    • コメントありがとうござます。
      お一人というか・・・
      ネットの世界に限らず、リアルでも、ジュエリーの世界は嘘だらけですね・・・
      わかりやすい嘘ならともかく、プロにしかわからない嘘もいっぱいありますからね・・・。
      だからこそ、ジュエリーの基本は「誰から買うか?」
      と言われるのだろうと思います。
      私から買って下さいという意味ではなく・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA