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昔のあこや真珠 お花?のブローチ 和彫り 手作り金具(後付け?) K14 昭和ジュエリー /17902




その他の画像はこちらをクリック!→https://photos.app.goo.gl/Waa638jHpq9QNWcN6




前回に引き続いて、もう一つ手作りの金具のブローチを紹介いたします。

と言っても、こういうものが次々出てくるというわけではありませんので…

ただ、こちら本体の線の太さと、金具の根元の部分のサイズが合っているようには見えません。

ですから、後から金具を取り付けたものと思われます。

 

では、金具が取り付けられる前はどういう状態だったのでしょうか?

と、想像してもブローチ以外にあまり思いつくところがなく、簪だった?等とも思ったりもしますが、その思いを強くさせるような箇所もありませんので、何だったんでしょうねぇ?という感じです。最初からこの金具だったという事も否定はできませんしね。と、思いながらもう一度金具と本体をよく見てみると、地金の色が金具の方がわずかに赤みがあるような…

ま、とりあえずそのあたりは謎です。

 

真珠はやや黄色みがありますが、

と、書きながら、黄色?いや、普通に見えるかも

とかぶれてはいますが…

昔のあこや真珠 小麦のブローチ 和彫り 手作り金具 K18 昭和ジュエリー /17894 

こちらよりは、黄色味はあります。

40年位は経っているように思いますが、今でも真珠光沢を保っています;

 

 

モチーフは、お花?ですかね?? 木の実ではありませんよね?

和彫りの入り方が、深く鋭いです。迷いがないというか、自信満々というか、The 職人 というか、キャリア長いんだろうなぁと思わせる線です。

わかりますかね?この薄さの板に・・・

これだけのコントラストが出る位の深い彫を入れています。迷わず、大胆に…

こういう大胆かつ迷いのなさは、熟練の職人ならではでしょうね。

陶磁器に例えてみると、

時代はもっとさかのぼりますが、明治の深川製磁の文様の復刻を現代に行っていますが、

染付の一本の線でもやっぱり違います。

何故そんなに違うのかというと、材料の変化や、工程、設備の変化もあると思いますが、

昔は仕事に就く年齢が圧倒的に早い。作る数も違えば個数も違う事などが影響しているのではないかと思いますが、とにかく同じ文様でも微妙に違います。

そういう事が、和彫りの彫にも見えるのかな?

と、思いました。

 

葉っぱ?がく? の先端がクリンと曲がっていますが、ここまで曲げるというのは現代感覚ではあまりないような気もします。

というか、これ、半分は鏡面光沢で、半分は艶消しのところに彫を入れていますね。

現代のハイジュエリーは別として普通に流通しているジュエリーで、ここまで地金の色の見せ方に工夫をしているジュエリーってあるでしょうか?

こういう事が何気に普通に行われていた時代があったという事ですね。

時代が進むにつれて、コストを抑える、工程を省いて、それなりに魅力を保つ方向にもジュエリーが進化しているというとも言えますね。

普通、そういう細かいところをあーだこーだいう人もいませんからそりゃ省いていきますね…

 

でも、やっぱり、私は、産業化が進んでしまうより前の、作り手の意識が伝わってくるような、ハンドメイド感のあるジュエリーが好きだなと再確認しました。

 

あと、思い出しましたけんども、「新品仕上げ」と称して、彫りやらなにやら何もかもキツくバフがけ(磨き)するのが巷で流行しているように思うとばってんがくさ、そら凹凸の繊細な表現がなくなるけんいかんとよ。こういう繊細な表現は残していかんといかんっちゃなかろうか?ってわしゃ思うとたい。

あこや真珠 サイズ:約6.4mm〜約6.7mm

刻印:K14(陽刻)

仕上げ済み

ご購入はこちらをクリック!→http://classics.shop-pro.jp/?pid=134927384




4 thoughts on “昔のあこや真珠 お花?のブローチ 和彫り 手作り金具(後付け?) K14 昭和ジュエリー /17902”

  1. 和彫り良いですよね。以前、他店にて結婚指輪のサイズ変更をお願いしたら、ミル打ちも彫りも消えてしまって、見事につるつるのピッカピッカになって戻ってきてガッカリした経験が有ります。彫りが消えると同時に新婚時の思い出まで消してしまった様で、。未だにつける気がしないのですよ。何でもピカピカ、つるつるの新品仕上げが良いってものでもないですよね。早くに渕上様と出会っていれば良かったです。

    • コメントありがとうございます。
      私と職人さんのお付き合いは長く、あるていどは阿吽の呼吸でお願いできるようになりましたが、
      最初の頃は、このホワイトゴールドはメッキはかけないでください
      とか、ここの部分の彫りは軽めで・・・
      とか、いろいろコミュニケーションをとってきました。
      これだけ時間をかけた現在でも、
      こちらの考えている事が思うように伝わっていない事もたまにありますね〜

      • そうですね、リングのリメイクでも自分の思い描いた様にはならない事が有ります。
        造り手の感性も入ってきますし、無理な注文もあるかもしれませんね。
        色々重ねて、求めるものと出会う事を楽しみたいです。

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