Cafe de jewelry / ジュエリー友の会 から派生したというか、前々から・・・本を見ながらモノを見たいなー と思っていまして…
んで、公言しても実現しない病にかかりつつありましたが、
とりあえず行ってみました。 本を見ながらモノを見るイベント「モノホン」
七つ屋志のぶの宝石匣3巻に出てきた宝石を見る会?/ 第1回 モノホン の報告
この会は、本屋さんで行おうかなぁと思っていましたが、
参加者様が、うちのレンガがきっかけで当店を知ったとのことでしたので、急遽当店で開催しました。
こっそりと・・・
最初は、参加者様がお持ちになった唐草のリング。
市内の質屋さんで購入されたとのことでしたが、全面に唐草の入った、参加者様が名付けた「限界唐草」のリング。
何とまぁどういう事でしょう!! と、言いたくなるような、「限界唐草」という名前の通り、ありとあらゆるスペースに唐草が…
いや~、良いもの見させていただきました。
で、本題。
ページを見開きながら、
順にいろんな宝石を見ていきます。
↑第3巻前半の主役ベニトアイト。
↑うっかりしていましたが、スリランカ産のサファイアも記載がりましたので急遽参戦。
確定している石ではありませんが、おそらくスリランカ産。
そして、ファンシーヴィヴィッドイエローのダイヤモンド。
今回、かわいそうな役回りですが、ファンシーヴィヴィッドイエローのダイヤモンドは魅力は凄いんですよ。かのローレンス・グラフ氏も多くのファンシーヴィヴィッドイエローのダイヤモンドを扱ってきました。
とっても綺麗でごわす。
このダイヤモンドをご覧いただいているときに、参加者の方が、面白い!いろいろな色が見える! と、おっしゃっていましたが、
そういえば、ベニトアイトにも「ファイア」があるという事が書かれてますね。って事を言い忘れておりました。
んで、お恥ずかしながら、この七つ屋志のぶの宝石匣は本当によく質屋さんを取材されていて、
質屋あるあるの多い漫画ですが、
私も御多分に漏れずキャッツアイに熱心になった事がなく…
とりあえず、在庫にあったキャッツアイ…
枠も鋳造だし、線もピシーーーっと出ていないし、
はちみつ色でもないし、
ブログで紹介するまでもないなと思っていたリング…
の、とりあえずの登場 ここで、良いキャッツアイを出せなかった自分に反省・・・
そういえば、今まで美しいキャッツアイを探そうという視点がなかったな・・・
どんな宝石でもいいものは良い。そこを忘れてはいけないなとこの第3巻は思い出させてくれました。
↑切子のネックレスは、自分にとっては当たり前すぎて今回スルーしてしまいましたが、きちんとお見せした方がよかったかも・・・
こういうネックレスも、金、プラチナ買い取りされた後、スクラップされてどんどんこの国からこういうネックレスが減っています。
こういう形で取り上げていただいて昔のジュエリーが好きなものとして嬉しかったです。
↑不覚!和彫りのリングは持ち合わせなく…
・・・これは押さえとかないといけなかったな…
まぁ、でも、こういうのも最近お目にかかりませんね。
買い取り後、問答無用にスクラップされていっているのでしょう・・・残念。
過去に、平打ちに彫りのあるリングは扱った事があるので、その画像を探して後日ここに載せたいな・・・
↑そして、この漫画で重要な役割を担うと思われる石 レッドベリル(左)
右のルースケースに入っているものは、ちょっと赤が足りなかったというピンクベリル君
といった感じの品々を見る会になりました。
基本無口な私ですが、本を切り口に宝石を見るという試みがなかなか楽しかったです。
お声がかかりましたら随時開催検討しますのでお気軽にお問い合わせください。
この会では、売ってくださいと言われてもその場では売らない事に決めていますのでご安心を。
ジュエリー友の会 / Cafe de Jewelry / モノホン
参加者様情報によりますと・・・
なんでも、ここ福岡市東区箱崎には、フランス積みという方法で積み上げられたレンガが不思議と残っている地域だそうで・・・
(当店のレンガはフランス積みでもなく、戦後生まれのフツーのレンガですが・・・)
フランス積みレンガのホットスポットの地域の若輩煉瓦の質屋としての認識があったそうです。
んで、煉瓦のフランス積みの由来が、九州大学の煉瓦立ての建物にあり、
九大建設に携わった職人さんが、その後箱崎に住んだそうで、その方がいらっしゃったからフランス積みの建物がちらほらあるのだとか・・・
知らなかった〜・・・
↓記事見つけました。
「他の煉瓦造の物件としては肥前屋質店があるのですが、風化してない薄オレンジ色で長手積と、あんまり古そうじゃなかったので写真はありません。」
との事。 写真はなくとも、名前を取り上げていただいただけでも感謝です。
ちなみに、上記ブログの建物のいくつかは、現在取り壊されており存在しないものもあります。
九大の古い建物も現在どんどん取り壊されているように、
建物はいつまでも当たり前に存在するものではないものだと改めて考えさせられました。
初めまして。
いつもブログを、楽しみに拝見させて頂いています。
私も夢中になってこの漫画を愛読しております。
この様なイベントが開催されるなんて、とても素敵で羨ましいです。
東北地方に住んでおりますので、参加したくてもなかなか叶わず。。。
東京でも開催していただけたら、ぜひ参加したいものです(*^_^*)
ますます寒さが厳しくなっております。
お身体ご自愛下さいませ。
りこぴん様 コメントありがとうございます。
ブログを読んでいただきありがとうございます。
2017/2/18 に、東京で何らかの会合ができたらなぁとは思っています。
http://hizenya.net/archives/4638
日帰りの東京で、用件が2つありますので、
時間的な余裕がありませんので、
どういう形にしようか迷い中ですが…
はっきりとわかりましたら上記のリンク先に情報を更新いたします。