たまに通る河口付近の川。いつも以上に潮が引いていたので普段歩けない場所を歩いてみると…
おぉ、良い感じに古い陶片が! 江戸っぽいものもある。
確かに、当時は燃えないゴミの日とかないだろうから、生活エリア内で処分して、燃えずに重たいものはこうやって残るんですね。
明らかに昭和なものは、後世の同じような感覚の人に、熟成も兼ねて残してあげるとして
残りの分を洗ってみた。
葉っぱの筆の大胆かつ迷いのなさ は、現代の陶磁器ではあまり見ないですね。
千鳥もかわぇぇ・・・
どこまで戻るかわかりませんが、現在漂白ちゅう
タイムカプセルのようで楽しい!
その後・・・・
だいぶ綺麗になりました!
この葉っぱの、ぐいーーーーっと、迷いなく大胆な線。 筆に親しんでいた時代、職人としてのスタートももちろん早いわけで、現代のものではあまり見ませんよね。
そして、この染付の色も良いですよね。天然の呉須でしょうか?
化学的に作った染料と、天然のものでは、純度はもちろん化学的に作ったものが高いので鮮やかさはありますが、不純物が入っている分、天然のものが色に奥行きがあるように思います。
不純物の存在が美に影響するところは、宝石も似たようなところがあり、合成の宝石は結晶として純度が高くて「綺麗」なのですが、天然の宝石の「美しさ」の奥行きの魅力は存在します。あるいみ、不純物が美しさの元となっているのかもしれませんね。
・・・そして、この千鳥!
なんちゅう可愛さやっ!!(笑)
これは、理屈では語れない!