その存在は知っていましたが、
まさか自分の手元にやってくるとは・・・
鉄を使用した戦前に作成された帯留
プラチナと、鉄と、ダイヤモンド・・・
鉄ですよ、「鉄」
磁石にくっつきます。
こういう発想は、現代ジュエリーではあまりない発想ですね。
銘 らしきものが彫られていまして、「一利」と読めるような気がします。
裏側の見えない部分にきっちりプラチナを使用しているという事は、
プラチナの使用が制限された、とか、材料代節約・・・という理由で鉄が使われたのではないのだと思われます。
そもそも、ダイヤモンドも使用されていますしね。
ダイヤモンドにはインクルージョンがガスッとありますが、輝きに大きく影響するようなキズの入り方ではありませんので、見た目での違和感は感じられないと思います。
モチーフは神楽鈴でしょうか??
巫女さんが舞う時に用いる鈴。
「君の名は」の女の子が舞う時に持ってたあれ・・・ だと思います。・・・多分。
ダイヤモンドを鈴に見立てているのだと思います。
神楽鈴は魔除けや、そういった意味があるかなと思いますし、
ダイヤモンドは和名では、金剛石を意味しており、金剛は仏教用語で堅固、何物にも侵されないという意味もありますから、
お守り的な意味もあったのでしょうか?
それとも、吉祥的な意味合いがあるのでしょうか?
枠はプラチナ。昔の帯留めですので紐を通す輪はかなり小さいです。
鉄の部分はそのままに、プラチナの部分を仕上げしまして納品いたします。
仕上げ不要でしたら、1,000円引きで・・・
ご購入はこちら→http://classics.shop-pro.jp/?pid=122013009
このパターンの帯留めは本当に不思議な気がします
地金が鉄なので今までダイヤではないかもと思っていましたが
やはり本物のダイヤにプラチナですか・・・
そういえば戦前に一枚の鉄の板を裏から打ち出して造形する技法があったようですが
もしかしたらそれでしょうか?
だとしたらそこに作品としての値打ちを見いだされているのかもしれませんね
漣様 コメントありがとうございます。
帯留の材料、表現に対する多様性は面白いですね。
鉄とプラチナ、ダイヤモンドの組み合わせは世界的に見ても珍しいような気がします。
年間数万点のジュエリーを10年位見続けてきましたが、初めて見つけました。
裏がふさがってよく見えないのですが、こちらは打ち出しではないと思います。
おお、これは……。
あまりのタイミングに驚きました。
めぐり合わせですね!
大崎様 コメントありがとうございます。
・・・ですよね。
こ、これは、私を呼んでいる。
何としても入手せねば!!・・・と、思いました。