福岡市街の中心、天神へ行く機会があり、少し時間ができましたので・・・
時代の空気を感じに、旧大名小学校へ足を運んできました。
開校は福岡最古の明治6年ですが、こちらの校舎は昭和4年生まれのコンクリ建築。
むき出しのパイプと、ポップなカラーリング。
私的には、こちらの落ち着いた雰囲気の方が好きですね。
日曜日で街中は雑踏でしたが、この小学校内は静かで落ち着いた空間でした。
あまり、ウロウロと回っていませんが、見所は重厚感のある階段でしょうか。
さすが戦前生まれといった趣です。
こういうのを見ると、豊かさって何だろう。
って思ってしまいます。
せっかくなので、10分ほど歩いて、西中洲の貴賓館へ・・・
入り口。う〜ん、素晴らしい〜
欅(だったかな?)の手摺。ボランティアの解説の方は、オリジナルとおっしゃっていましたが、マジですか?というくらいコンディションが良い。
明治末生まれの木造建築なんだそうです。
エエなぁ〜。 落ち着く・・・
この喫茶室で飲み物飲めます。 入館料200円、コーヒーが入館料とセット割りか何かで200円。 この空間を考えると、コスパ良いですね〜
おまけ。
展示室にあった蝶番。
こんな場所にもこんな装飾が・・・
豊かですな〜
戦争、空襲、戦後の混乱、高度経済成長期、バブル、長年の不景気、福岡西方沖地震等など・・・
激動の時代を生き抜いて、かつ今も息づいている建物を見ると、
良いものはきちんと残してあげなきゃ!
背中を押される気になります。