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オパール3石 K18 かんざし /12085




 

K18刻印

大変珍しい、ファイヤーオパールとオパールを使用したK18刻印のかんざし。

ファイヤーオパールというのも珍しいですが、3本足というのも珍しいかなと思っております。

大正〜昭和初期かなぁとは思いますが、

かんざしのことはあまりよくわかりません。

それぞれ色の違う3石のオパールが横に並んだ珍しい形。

オパールは覆輪留めでセットされており、覆輪留めにはミル打ちが施されております。

中央はファイヤーオパール、両サイドは、一つはウォーターっぽいのもありますが、鑑別の結果としてはオパールという表記になっております。

装飾をそいで削いでいった、シンプルデザイン。

 

戦後のものではない。とは言い切れませんが、戦前のものだとしたら、80年近くは経っていますので、それを考えるとオパールのコンディションは悪くないですね。

やっぱり、指輪とそれ以外の装身具では、キズの入り方が違ってきますね。

覆輪留めのミル打ち部分などは流石に凹凸がなくなっている部分もありますが、

使われずにいたものではなく、気に入って大事に使い込まれたものであると思われます。

 

 

それはともかく、戦時の貴金属供出、空襲等を乗り越えて今に至っておりますので、現代ではなかなか使い道がないにしても、大事にしていきたいですね。

洗浄はしております。

仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。

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