プラチナ千本透かし翡翠リング
良いですね。プラチナ千本透かし。
K18の千本透かしは鋳造が割とあるのに対し、プラチナは大抵手作り。打抜きではなく鋸刃で透かしたものが多いです。
K18の千本透かしが合成石を多用するのに対し、プラチナ千本透かしは、天然石を使用します。
千本透かしでダイヤモンドを使用するのもほぼプラチナ枠です。
現代日本だとプラチナジュエリーとゴールドジュエリーの意識の違いはそこまでないように思いますが、
このリングが作られた当時は、ゴールドとプラチナ。意識の違いがかなりあったのだろうと思われます。
そういう意識がプラチナジュエリーに品格をもたらしたのだと思います。
翡翠は割と白めです。翡翠で選ぶリングというよりは、プラチナ千本透かしのリングという視点で選んでいただければと思います。
こちらが鋸刃で透かした千本透かし。
一本一本糸鋸で透かしています。
面取りアーム。石座付近に横二本線。
二本線の上の部分は艶消し加工。
細かい部分ですが、装飾への意識が伝わります。
現代ジュエリーでは、無表情的につるんとしたアームのものも多く、昔のジュエリーの美意識の高さを感じます。
逆にいうと、鋳造枠でいかに手間をかけずに作るか?という意識で作られたものは、コスト意識が高いジュエリーと言えるかもしれませんね。
透明感はそれなりにあります。
P.M の陽刻
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