すっきりしたスリランカ産と思われるサファイア。表面にわずかな欠けはありますが、経年を考えるとコンディションは良い方です。
サファイアの周囲にはダイヤモンドの取り巻いており、
パイプの上に1石ずつ乗せて、パイプの外側にプラチナ線をロウ付けして爪にしています。
ダイヤモンドとダイヤモンドの間の隙間がいい感じですね。
唐草は、手巻唐草の手作りリング
側面から見ると、リングと石座の隙間が三日月状になっており、そのスペースを唐草で埋めています。
こういうデザインをなんと呼ぶのかはわかりませんが、私は三日月透かしと呼んでいて、
割と好んで入手しています。
アームも石座付近は2つに割って、真ん中にプラチナのパーツを付けております。
割としっかり地金を使っているのにどことなく軽やかさが感じられるのは、いろんな部分に隙間があるからだと思います。
唐草リングは、キャストによる鋳造品の方が多いのですが、
見た目には似ていても、手作りのものを選んでいきたいと思っております。
ファッションとしてジュエリーを見るならば、どういうデザインなのかというところが重要となりますが、
工芸的な視点を持ち込むと、「それがどのように作られたか?」
というものが、重要になります。
量産品がダメとは思いませんが、手作りで作られたものはそこに「何か」があると思いますし、
そういうものを大事にしていきたいと思っています。
そして、最終的には「何か」があるものが残っていくと思っていますし、
残って欲しい、残していきたい とも思っております。
仕上げの後納品いたします。
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仕上げ完了✨
職人さん、いつもありがとうございます。 pic.twitter.com/VhcCnRT7QK— 渕上清志(ヴィンテージジュエリー/肥前屋質店) (@fuchigami) July 26, 2018