爪も折れている箇所あって、そのままでも石落ちの心配はなさそうだったけど、これは修理したいなぁと思い依頼。職人さんの仕事ぶりは毎度気持ちが良く、うまい事綺麗に修繕していただき、蘇った。
過去と未来を繋ぐ役目を担ってんのかなぁ~ と、ふと思うた。 https://t.co/2qP3tfGef8— 渕上清志(ヴィンテージジュエリー/肥前屋質店) (@fuchigami) August 4, 2018
https://photos.app.goo.gl/nC5k99aEhGHx7Fkd9
↑画像はこちら
小粒のダイヤモンドに10本の爪・・・
写真は撮っておりませんでしたが、1本折れていました。
職人さんに、相談したところ、
これは修理しなくても石落ちの心配はないよねぇ
という話になりましたが、
このリングそのものはよく出てくるものではありませんでしたし、
綺麗な状態を見てみたかったので依頼しました。
昭和40年代前後に作られたものだと思いますが、
50年前後経た今でもプリティーさを保っていますね。
取巻きのダイヤモンドは枠に穴をあけてセットしたものではなく、一つ一つ爪留めされたものをぐるり取り囲んでいます。
メインのダイヤモンドも、取巻きのダイヤモンドも綺麗です。ガードルはすりガラス状です。
取巻きのダイヤモンドは、外側から中央側に向けて斜めにセットされています。面白いですね。このちょっとした角度がデザイン的に柔らかさを与えているのでしょうかね?
横から見た時に、千本透かしの上に、空間ができていますね。
現代のジュエリーであれば鋳造でしょうけど、こちらは、糸鋸で透かして、その上にパーツを組み上げていっています。
見た目にそんなに変わらないじゃんと言われても、やはりそこには何かがある。
と、思います。
刻印は P.m の陽刻と 0.28
中央の石は 0.28ct もないような気もしますが、取巻きの重量だけ刻印するってことはあまり考えられないので、
普通に考えるとメインの石の石目になりますが、
うーん、それだけの大きさあるかな??? という思いはあります。
当時は、電子秤もなく結構アバウトな数字を沢山見て来たので、
そういう事なのかな? とも思いますが…
仕上げ済みです。
ご購入はこちらをクリック!→http://classics.shop-pro.jp/?pid=133995382