アメジストは、質が良いとは言えないが、輸入品が高額だったり等という背景があったのだろうと思う。
細工に関しては、手作りで、手間を惜しまず、見えない部分を目いっぱい飾っている。昔のジュエリーのそういう姿勢が好きだ。#千本透かし #昭和ジュエリー
https://t.co/FYo7btQ5tf— 渕上清志(ヴィンテージジュエリー/肥前屋質店) (@fuchigami) August 15, 2018
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洗わずに、撮影しちゃいましたが…
かなり使い込んだ形跡ありますが、爪も緩まず、枠にも歪みもなく、石の表面に凹凸ありますが、ルースになった時からあったであろうと思われるものが多く、後からついたキズは少なそうに思えます。日常的に使いながら、荒っぽい使い方はせず丁寧に使われていたんでしょうね。
18金も酸化して赤茶けていますが、仕上げをすることでビシッと蘇ってくれるでしょう。
こちらのリングは、結構作りに魅力がありまして、
王冠透かしの上に、三角の透かしがある2段透かしになっています。
そして、その上下に溝がぐるりとあります。
鋸刃で透かした千本透かしの片方の根元辺りに見た目を整えるために溝が彫られていることはあるのですが、
(そして、鋳造のものでも鋸刃で透かしたように見せるために溝を彫っているものも多いのですが💦)
こちらは、王冠透かしですし、しかも、透かしの根元から離れたところに溝が彫られています。
工程で考えると、二手間増えるわけです。
細かく言うと、アームの部分も肩部分に面取りをしていたり、「飾り」に対する意識の高いリングであることがわかります。
では、何故、インクルージョンの多いアメジストなのか?
というところになると、
入手のしにくさであったり、輸入品が高額だったりしたんでしょうね。
石の品質を補うに余りある飾りですね。
仕上げの後納品いたします。
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追記
くたびれた姿も嫌いではないのですが、
お届けする際は、シャキーーーーーン!! と、目覚めさせての納品です。今回、仕上げ完了後に、もうちょっとこうして欲しいんです
と、熟練の職人さんにやり直しをお願い。
おかげさまで予想以上の出来!
最近、細かい部分が気になるようになって困る💦 pic.twitter.com/7jCcc0tHbl— 渕上清志(ヴィンテージジュエリー/肥前屋質店) (@fuchigami) October 19, 2018