普段見ている千本透かしとは工程が違うと思う。
石座のふちのギザギザもあまり見た記憶がない。
んでもって、この刻印は溝口萬吉商店か?? pic.twitter.com/i1TenyPsCx— 渕上清志(ヴィンテージジュエリー/肥前屋質店) (@fuchigami) September 12, 2018
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ちょいと、各所が珍しいリング
いろいろ書き出すと長くなってしまうので、またいつの日か…
今月は紹介強化月間。
とりあえず、沢山紹介していきたいです。
ご興味のある方、お気軽にお問い合わせください。
・・・と、思っていましたら、ご注文が入りましたので慌てて紹介。
まず、石座の縁、ガーネットに接しているところがギザギザになっています。
連続アーチ状や、ミル打ちとは違います。
おそらく、一本ずつ、ぐるりと一周、線状に削っているのだと思います。
そして、肩の部分はかなり深く2本線状に削っています。そしてその下に彫り。つや消しも施されています。
割とルール重視というかわずかな違いの中で個性を出し合う千本透かしたちの中にあってあきらかに、個性を出そうとしていることが伺えます。
こちらのリング、刻印から考えて溝口萬吉商店によるものではないかと思います。
三越の合成石リングが、千本透かしではなかったように、
合成ルビー 一見千本透かしのように見えますが・・・ 三越 K18 リング 昭和 /17202
今回のリングも、他との違いを出そうという意図がとても感じられます。
千本透かしの、透かし方も今まで見たことがないやり方で透かされています。
やはり同じようなものは作りたくないという意思が感じられます。
ガーネットの石のサイズ:約14.1mmx約10.6mm (爪で隠れていましたのでおおよそです)
ガーネットのコンディション:ガードル付近に少し細かいキズがいくつかありますが、全体のコンディションとしては良い方だと思います。
内部にはインクルージョンあります。
リングサイズ:約9号
石座高さ:約7.0mm
刻印:K18(陽刻)(六角形枠内)、750 造幣局ホールマーク、溝口萬吉商店?かもしれないと思われる刻印。
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