こっちは点々を打ち込んで、
その下はツルツルではなく、線で引っ掻いたような感じ。
もう一枚の写真の方はザラザラに。
表現方法を色々変えている作り手の姿勢が好感持てますね。#ハンドメイドジュエリー pic.twitter.com/Chj5wuxnFT— 渕上清志(ヴィンテージジュエリー/肥前屋質店) (@fuchigami) September 13, 2018
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黒っぽい背景のものはやたら合成ルビーが蛍光しているように見えます。そして、明るめの木地の背景のものがやや暗く見えますが、特に光の環境は変えていませんので、背景色との兼ね合いでデジカメさんが勝手に調整しているのだと思います。要は、宝石は実物見ないとわかりませんね。という事になります。
合成ルビーのリングです。
合成ルビーが一番使用されていたのは、千本透かしの時代ですが、おそらく今回のリングは千本透かしの時代の終わりの方でしょうか?
うーん、ただ、結構現代的な感覚もあるような気もしますが、うーん、でもやっぱり昔かな?
合成ルビーも結構キズ多いし…
いや、でも、昔のリングの石を使って制作したもの??
とか、まぁそんな感じで(結局どうなの?ってのはご勘弁…)
あ、あととりあえず写真upして、気になる方はお問合せどうぞと、先日書きましたが、
やっぱり調子でないので、写真は後に撮ります。
石の周囲にぐるり板が取り囲んでいます。
石に合わせて枠をつくるか、枠に合わせて石を選ぶか、基準化された石の大きさに合わせて枠を作るか問題で言うと前者ですね。
デザインはご覧の通り左右非対称で、いろいろな形の葉っぱがモチーフとなっております。
面白いのは葉脈などの線が和彫りではないです。鏨で打ち進んでいませんので、オヤ?これ作った人はどういう理由でこの彫にしたのでしょうか?それとも修行先で覚えた彫り方がこういうかんじだったのか?等と思いますが、
工房の刻印などもありませんから、これ以上追いかけることができませんね。
葡萄の葉っぱ?っぽいものは点々を打ち込んでいます、その上の葉っぱは、針先で軽く引っ掻いたような縦線(この線は石座のいろんなところに入っています。アームの外側にはないので意図的に入れているのか?いや、内側や裏側には線は残っているので、もともとあった線を意図的に残しているのか??)、
逆側の葉っぱは、サンドブラスト。それと唐草的に金の板を曲げて表現。捻りを多用しているところが、直線的な唐草と巻き方の意識が違いますね。
そりゃ、持ち主さんは気に入っていたんでしょうね。表面小キズだらけです。面と面の接する線がザラザラですので、日常的に使用していたのではないでしょうかね?
・・・にしては、引っかかる箇所の凄く多いリングの割に、金の部分のイタミは少ないので、昔のリングの石を使用か?説を思い出すのですが…
・・・といった感じで…
合成ルビーのサイズ:約10.4mmx約7.7mm
合成ルビーのコンディション:よくはありません。面と面の接するところに小キズが多くザラザラになっています。
リングサイズ:約12.5号 もしくは、約12.8号?
石座高さ:約5.9mm
刻印:K18(陽刻)
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