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アルバム内の写真では青主体に見えているものがありますが、実際は半々というか緑の方が多いかなという感じです。
あと、凹んだところが白く反射して目立っているものがありますが、実物はそういう印象はないです。
ビフォーの写真は撮り忘れましたが、
傷だらけのオパールのリングがどうにもかわいく、入手したのですが、
このままでもいいのかな?
とは思っていて紹介の準備をしていましたが、
エイ!
と、思い切って、職人さんに石の表面もバフがけ(研磨)してみて下さい。
と、お願いしてみました。
職人さん曰く、これを研磨しちゃうと覆輪留めの部分もすり減ると、石が外れる可能歳がありますよ。
と、難色を示されましたが、
ガッツリ研磨しなくていいので、軽くでいいのでバフがけしてみて下さい。
と伝えまして、
やってみましょうか
ということで、トライしてみました。
意図としては、表面近くの浅いキズは採れるのでは?と・・・
表面カサカサでしたからね。
ここまで使用されたらジュエリーとしての寿命というか役割はほぼ終えているのかな?とも思える状態でした。
爪留めでしたら、爪から外して再セットもできますが、
覆輪留めですからね。そういうのが無理なんです。
でも、このスタイル、サイズ感は捨てがたいものがありまして…
効率重視の世の中。中古ジュエリーの世界でも、メンテナンスに手間がかかるもの、納品までに時間がかかりそうなもの、
そういうものが見過ごされてスクラップされていきます。
当たり前と言えば当たり前なんですよね。
でも、別の見方をすると、かなり気に入って日常的に使わなければこんなコンディションにはなりませんので、ある意味可愛がられるポイントのあるリングだったりもするんですよね。
小さなサイズの石
覆輪留め
ちょっとレトロ感のある石座
横から見た時の、アームのカーブライン
などなど幾つかのツボを押さえています。
結果は・・・・
トライしてみて良かったです。
深い凹みは当然残っていますが、表面近くの細かいキズは採れて、つやも出ています。
ヨシ!(にやり) といった感じですね。
最近は、「仕上げ」という言葉を越えた、その先のメンテナンスというか、再生というか、
私のアイデアと、職人さんの技で、枯れつつあるものを、もう一度花を咲かせることができるのでは?
と、思っています。
石の種類は・・・
何でしょうかね?
オパールはオパールですが、この手の色は、ボルダーオパールに多いですが、
覆輪留めですから、オパールを横から見ることができません。こうなってしまうと、貼り合わせても確認のしようがありませんので・・・
まぁ、石メインというより、トータルで見ていただければ・・・
と、思います。
色は、青&緑系で発色は綺麗ですよ。小キズが多いのが非常に残念ですが・・・
まあでも、現状でも綺麗な色です。
覆輪留めの縁も含めたサイズ:約10.1mmx約7.0mm
メイン石のコンディション:表面はつやがありますが、深いキズは残っています(キズだらけのものを研磨した状態)
リングサイズ:約12.8号
石座高さ:約5.3mm
刻印:K18(陽刻)
仕上げ済
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