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小粒ですが、割としっかりした色のエメラルド
内部に少しインクルージョンはありますが、そもそもエメラルドは生成過程の中でキズの出やすい石ですから、
どの程度か?と、考えると割とすくないほうかな? と・・・
石に寄り添った石座、欠けやすいエメラルドを守るように、かつ爪が大きすぎないように配慮されてセットされています。
両脇にはバゲットカットのダイヤモンドがセットされておりますが、
このようなカットはダイヤモンドの屈折率ではなく、透明感をより生かすカットですから、
普段見慣れたダイヤモンドの輝きとは違った硬質で透明感のある輝きを楽しんでいただけるかと思います。
石座の透かしは、千本透かしのように見えますが、
3本縦に長めに透かし、その間の二本は短めに透かしています。
職人さんに聞いてみると、僕はこういう透かし方はしたことないねぇ… との事。
当時は横から見たデザイン画はなかったそうなので、
職人さんの創意工夫が見えますね。
で、このリングの面白いところは、
千本透かしが前後面だけでなく、バゲットカットのダイヤモンドがセットされていて見えない部分の側面にも入っています。
正直言うと見えないです。
千本透かしは装飾と軽量化を兼ねたデザインですが、見えていませんから装飾の意味合いはほとんどありませんが、
現代なら、ここの部分は見えませんから、装飾は省いておきますね。
と、なるような部分ですから、面白いですね。
多分、これに気付いたのも、作った人以外では私位だと思いますが…
まぁ、どうでもよい話ではありますが・・・
ただ、現代は、こういう余白というか、こういう一種のゆとりが見られた時代ではなく、
良くも悪くもコスト意識が問われる時代ですから、
ここは見えない部分なので省いときましょうね。
と、当然なるはずですから、そういう面も含めて昔のリングだなと…
小粒で構わないので、色が良いコロンビア産と思われるエメラルドをお探しで、
脇に、ラウンドブリリアントではないカットのダイヤモンドがご希望で、
鋸刃で透かした段差のある千本透かしをお探しで、
おまけに手巻の唐草があると尚よくて、
面取りされたアームで艶消し加工がなされていのもの
をお探しの方・・・
という拘り過ぎた方はいらっしゃらないとは思いますが、
見所ポイントの多い昭和の手作りリングです。
メインの石のサイズ:約4.0mmx約4.0mm
メイン石のコンディション:表面にわずかにキズがあります。内部にインクルージョンあります。
リングサイズ:約12号
石座高さ:約5.9mm
刻印:P.m(陽刻) 035 035 900か600の(陽刻)
仕上げの後納品いたします。
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