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エナメル。
宝石を見る価値観で、ガラス質を見ると楽しいかもね。それを突き詰めると陶芸の釉薬などもかなり奥深い。
有田焼でも薪窯、ガス窯で釉薬の質感がかなり違います。 pic.twitter.com/QBm8zFCDA9— 渕上清志(ヴィンテージジュエリー/肥前屋質店) (@fuchigami) October 2, 2018
業者さんは、オニキスと言ってましたが、
こちらはエナメル(七宝)ですね。
オニキスだと、石を支えるために枠がもうちょっと太くなるでしょうね。
日本のジュエリーではエナメルはそう多くは見ませんので、間違ってしまうのは無理もないですが、
宝石だけがジュエリーではありませんからね。
エナメルついでに余談ですが、
例えば、陶磁器の釉薬。
磁器は特にわかりやすいですが、素地に、ガラス質の釉薬が乗っています。
有田焼だと、薪窯で焼成する場合は、柞灰釉といって、柞の木から作られた釉薬になり、
ガス窯で焼成する時は、石灰釉というものを使うらしいです。
まぁ、それはさておき、
そういう視線で見てみると、戦後の磁器が火力をコントロールしやすいガス窯に当然移行していくのですが、
そうなると、品質が均質化するかわりに、無表情というか釉薬の奥行きがなくなった感じがします。
宝石お好きな方は、宝石、例えば、翡翠の透明感の有無を見るような視点で、陶磁器の釉薬を眺めてみると面白いと思いますよ。
白磁の釉薬でもそうですが、青瓷なども違いが分かりやすいと思います。
青瓷の場合は、色のついた釉薬が乗っているのではなく気泡の層が色を出しています。よく見ると気泡が見えると思います。
釉薬内の気泡の細かさや厚さが繊細な色の違いを出しています。
宝石を見る時の「キラキラしている、ワ~綺麗☆」それはそれでよいと思います。
でも、そこからもう一歩踏み込んで、そのキラキラのちょっとした違いを感じ取るようになると、さらに宝石が楽しくなるのかなと思います。
ついでに陶磁器も楽しくなると思います。
うーん、えーっと・・・
ここは、エナメルのピアスの紹介ページでしたね💦
金線の形を整えて、仕上げの後納品いたします。
刻印:K18
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