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昔のリングを見ていると、なんでこんなデザインになったのだろう???
というものがたまにありますが、
こちらもその一つ。
宝石が、二つ並んでいるものは、トワエモア等よくありますが、
割とスタイルが固定されている千本透かしでこれをやるか?!という意表を突かれます。
千本透かしと言えば、十字方向に爪があり、裏側に千本透かし(基本、放射状)で、あとは、石座の高さや腕の細工や面だったり細かなバリエーションで説明できるものがほとんどですが、
え?何? 石が二つ並んでいる?千本透かしが真上に伸びている??!という珍しいスタイル。
透かしが中心に向かってではなく、上に上に伸びているというところがヒントになりますが、
これは、メンタリティとしてはむしろ初期の唐草と同じと考えて良いかもしれませんね。
と、考えると割と納得のいくように思います。
ルール重視、制約の多かったものからの反動で、
自己表現、創作欲求等、このリングからにじみ出ているように思えます。
やりすぎリングになると、地金もふんだんに使える時代の産物ですが、このリングは志向としてはやりすぎリングの方向を向きながらも、地金の使用量などの制約もありつつの、そういう制約の中で、自己主張と創造の絶妙なギリギリ感が良いですね。
仕上げの後納品いたします。
ファイヤーオパールのサイズ:約8.6mm x 約6.0mm 約8.6mm x 約7.3mm
ファイヤーオパールのコンディション:表面にわずかにキズがあります。
脇石:ダイヤモンド
リングサイズ:約14号
指の甲側の高さ(石座+石):約8.0mm
指の腹側のアームの幅 x 厚み:約1.9mm x 約0.8mm サイズupの痕跡あり
指の側面のアームの幅x厚み:約2.1mm x 約1.2mm
刻印:P.m(陰刻)
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