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ハンドメイドの枠にセットされているのは、
微妙に色や透明感の違い4石のサファイア
唐草の時代は明治以降の日本のジュエリーの歴史の中でも、地金や宝石をふんだんに使えた時代ですので、
通常ならば、色や質の揃ったサファイアをセットするところなのでしょうが、
こちらの手巻唐草リングは、割と初期の頃なんでしょうかね。
あえて色を不揃いにしたというよりは、大きさの合うサファイアを揃えたものの色が微妙に違いますね。
という結果になっているものかなと思います。
パッと見た感じはサファイアの一文字なのですが、
色が違うよね。という視点で眺めていくと色の違いがすごーく際立って見えてきます。
違いは色だけでなく、シルキーだったり透明感あったりで、こんな小さな石でもこんなに個性が違うんだなぁと改めて感じますね。
この違いを、不揃いと捉えるのか、味わいの深さと捉えるのかは見る人の価値観によって違うのだと思いますが、
膨大な中古のジュエリーを見てきた身としては、面白いなぁ味わい深いなぁと思ってしまいます。
メレサイズのサファイアでもそれぞれ個性がありますね。
作られた当時は、敢えて不揃いにしたのではなく、揃えた結果がこうだったのでは?と、思っています。 pic.twitter.com/KoAUU6GvH4— 渕上清志(ヴィンテージジュエリー/肥前屋質店) (@fuchigami) November 9, 2018
仕上げその他メンテナンスの後納品いたします。
サファイアのサイズ:約2.6mm x 約2.4-2.6mm
サファイアのコンディション:中央2石の色の濃い方の表面にヒビがあります。おそらく最初から合ったのではないかと思います。それ以外の表面のコンディションは悪くありませんので、石が硬いものに当たるような使い方をしていたのではないと思います。
リングサイズ:約11号
指の甲側の高さ(石座+石):約4.4mm
指の腹側のアームの幅 x 厚み:約2.2mm x 約1.2mm
指の側面のアームの幅x厚み:約2.1-2.2mm x 約1.3mm
刻印:P.m(陽刻)
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