お!この形でエメラルドは珍しい。
珍しいですね。
初期の唐草はこのように千本透かしのリングの形を継承しつつ、唐草に変わっていったのか?
と、思っていましたが、
しっかりとした腕の太さ、陰刻のPt900等を考えると、唐草が流行していた時代(ど真ん中というよりは前期?)にあえてこういう形で作られたのかな?
という考えが出てきました。
何となく後者の方がしっくりくる気もします。
かなりがっしりとした造りですがそこまで重たい感じがないのは、上から見た時に隙間が割とあるからかなとも思います。
エメラルドはインクルージョンが割とあります。表面に達しているキズもあり、ちょっと気になるのは、平らなはずのテーブル面が少し湾曲しているように見えるところです。(と、このような書き方をするとひどい石のような印象を持つ方も多いと思いますが、いわゆる日本のジュエリーのエメラルドで考えると普通に綺麗な方です。)
こちらのリングは、石メインというよりは、
珍しい唐草、昭和ジュエリーという視点で見ていただければと思います。
しっかりした緑で綺麗なのは綺麗なのですけどね。
Pt900 043 066 の刻印
仕上げの後納品いたします。
ご購入はこちらをクリック!→ http://classics.shop-pro.jp/?pid=113854008
とても手の込んだリングに巡り合うことができました。
ふんだんに施された装飾に、昭和の職人の粋を感じました。
またこのリングが見てきた時代の情景を想像すると心がワクワクします。
唐草がこんなところにまで!の発見が楽しいです。
色々とご親切にしてくださいましてありがとうございます。
大切に大切にしていきたいです
コメントありがとうございます。
気に入っていただいたようでうれしく思います。
似たようなものはなかなかありませんのでお届けできてよかったです。
この度は誠にありがとうございました。