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↑既にページを作っていたことを忘れて、仕上げ後、新たに作ってしまいました…
昭和期に作られた、ミキモトのアコヤ真珠のブローチ
上の段、左から3番目、右から2番目の奥に引っ込んでいるものが、コンディションがずいぶん悪かったのですが、ミキモトさんでメンテナンスしていただきました。
この写真ですと、上から三段目の右(一番右の一段引っ込んでいる分)
100%の状態ではありませんが、肉眼で鑑賞するに堪えうるレベルには戻っております。
現代の真珠は育てる期間が短いのですが、これが作られた当時は現代よりもゆっくり育てられていたため巻きも厚く真珠光沢が衰えていません。
作られて、30年~50年は経てるかと思いますが、メンテナンスをしていただいたのでピカピカです・・・
こちらの写真は明るく写りすぎていますが…
ミル打ちと和彫り。粒がしっかり立っていますし、鏨の痕跡も楽しめます。
新品仕上げとか称して、こういう凹凸が消えてしまっているものをたまに見かけますが、ホントに何が新品だ。と思ってしまいますよね・・・
各パーツは鋳造で、それらを組み上げたもののように思いますが、断定するには至りません。
丸ごと鋳造ということはなさそうです。
当時の同様なブローチですと、裏側は接着剤がたっぷり見えているものが多いのですが、接着剤はあまり見えていないので配慮が伺えます・・・が!接合部分ではない部分に残っていたりしているものが確認できます。
時代がおおらかだったのか?、私が細かすぎるのか?
刻印
時を経ても輝きは失っていないですね。
ミキモトの真珠、そして、昔のアコヤ真珠は美しいですね。
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