おいどんは、日々、日本のヴィンテージジュエリーを探し回っているのですが・・・
今回は陶磁器のお話。
本日、いや昨日か・・・
初めてとあるところに行ってみたのですが・・・
見つけちゃいましたよ〜 オールド深川!
探し回って見出したものではないのですが、巡り合わせで、ゲット。
ビフォーアフターのビフォーの写真を撮り忘れてしまいましたが、
埃まみれでくすんでいたこちらの作品を綺麗に洗ってあげたら蘇りました。
貴金属も蘇りますが、磁器も蘇りますね。
おそらく明治期かな?と思われる深川製磁の壺
朝顔と菖蒲の文様が描かれております。
繊細かつ大胆、臆するところのない描きっぷりは、明治を感じるのですが今度きちんと深川製磁にて調べときます。
まぁ、それはさておいて、
深川製磁のエッセンスは、深川忠次様式のDNAにあると思うのですが、
深川忠次が生み出した文様は時代を超えて現代でも生き続けています。
↑こちらは明治期に輸出されたデザインの復刻版です。オリジナルデザインは今回の壺よりも古いと思います。
今回の壺は、輸出が伸びなくなってから、日本市場向けに作られたものかなー?と、思っています。
↑現代の陶額のデザイン
余白の使い方や、色使い等変化はしていますが、骨の部分は現代も、明治期も変わっていませんね。それだけ、深川忠次さんが生み出したデザインには普遍性があるというか、劣化に強いというか・・・
うーん、まぁ、やっぱり深川製磁は良いですね。
というお話でした・・・
※ちなみにこちらは売り物ではありません。
裏に富士流水の染付のマークと、「呈 松尾君へ」と赤絵で書かれていますので、完品でもありませんし、里帰り品でもないと思っています。絵付けも本当に良いものに比べると少し雑なところも…
↓深川忠次の図案帳の写真などありますよ↓
http://www.fukagawa-seiji.co.jp/archive/index.php
アメリカから届いたー!
と、思ったらスイスからだった。ビックリ。
えへへ。深川忠次のデザイン画が沢山。
現代でも通用するデザインもあれば、
装飾てんこ盛りの明治らしいデザインもあり楽しい。 pic.twitter.com/k8KA40nzwD— 渕上清志 (@fuchigami) 2018年2月10日
同一ではないが、
似たようなデザイン画発見。
手元にあるのは忠次デザインってことか?
やったー! って事にしとこう pic.twitter.com/dPmvcTK96Y— 渕上清志 (@fuchigami) 2018年2月10日