スッキリ透明感のある薄緑色のやや大きめエメラルド 約9.6㎜x7.4㎜
千本透かしの時代は、合成石が普通に使われていた時代です。
その時代の中で、エメラルドと、取巻きにダイヤモンドを使用しておりますので、
なかなかにスペシャルなリングであったのだろうと思われます。
アームの地金の使い方等は割としっかり目ですから、流行が千本透かしから唐草へ移行する、千本透かしの時代の後半の時期に作られたものかな?と、思っています。
しっかりめの枠ですが、石座は上に上に伸びて自己主張するのではなく、千本透かしを短めにするなど、石座を低く抑えようとする意識は感じられます。
エメラルドは、インクルージョンあります。(インクルージョンのないエメラルドを探す方が至難の業ではありますが…)
表面にもキズは確認できますが、強度に不安を持たせるものではなく、こちらもエメラルドとして普通に扱っていただいて問題ない程度です。(ご使用の際は超音波洗浄機とかはやめてくださいね。この石に限らず…)
経た時代を考えると、大事に取り扱われてきたことがうかがえます。
ダイヤモンドはインクルージョンが確認できるものもございましたが、綺麗なものが使用されています。爪が飛び出ないような留め方がなされております。ダイヤモンドに沿うように爪で留めていますので引っかかりは少なそうです。
仕上げの後納品いたします。
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