お久しぶりに記事を書いておきながらすみません。
リクエストいただいていた方へお届けするものですので、残念ながら販売はできません、、、
一応、記録として…
ちょい古 ダイヤモンドルース
ちょい古とか新しいとかそういう事は、データからはわからないものですが、
ガードルがすりガラス状だったり、キュレットの先がカットされていたりなどから判断すると、
多分、ちょい古です。
現代のダイヤモンドは、ガードルに面を施す場合が非常に多いのですが、なぜそういう事をするかというと、カラーグレードを上げるためです。
ただ、それを行う事でダイヤモンドの外周が気づかない程度ではありますがカクカクなっているわけで、同じようでもちょっと違う。データには現れないけれども、ちょっと違う。そんな感じでしょうか?
時代とともに、様々な技術も上がっていくのですが、それは要領の良さの部分の技術も上がるわけで、私としては、現代ではいつの間にか見られなくなっているような昔の仕事の痕跡を見つけるとなんだか嬉しくなるわけです。
すりガラス状のガードル・・・。面取りしてカラーグレードをあげちゃうぞ的な(上がったとしても1グレード程度とは聞いていますが)、そんな要領の良さに頼らなくても、素の状態で綺麗なんです。
インクルージョンはVS1 でインクルージョンを探すのは難しく綺麗です。
カットも、VERY GOOD
Size 5.59-5.64×3.22mm
蛍光性なし
上を見ると、Dカラー、VVS1,エクセレントカット。と、なっていきますが、
良い部分でバランスが良いルースです。
ちなみに・・・
リクエスト と、書きましたが、
今回の件は、昔からのリピーター様からのご依頼であったのでお受けしたもので、
・0.5-0.7ct 色は、D〜F、カットは問わない。
・予算は15万以内
・蛍光性は無いほうがいいけれども妥協はできる。
・インクルージョンも肉眼で見た目に影響なければあっても構わない
的なご依頼でした。
条件を絞って、これまであまり熱心に探したことはありませんでしたが、
なかなか見つからないものですね〜
見つかっても、これじゃ高いや・・・ ってものだったり・・・
結局、予算オーバーしたものの、これなら自分でも入手したいなぁ というものを紹介させてもらいましての納品となりました。
リピーター様へのサービスであることと、
リピーター様であっても、納期を設定しなかったり、これはごめんなさいと、お断りすることは多々ありますので、
私のできる範囲内で
と、ご理解いただければと思います。