メキシコ産 ファイヤーオパール。しっかりした色と遊色が綺麗です。
表面にちょんと浅い傷と、微細な小傷はありますが、経年を考えるとコンディションは良好と言って良いかと思います。
枠はプラチナで、千本透かしは鋸刃で透かしています。
プラチナ枠の千本透かしリングは、K18枠のリングより作りの面でも、材料の面でも良質なものが多く、
当時の日本人のプラチナに対する意識が垣間見得るような気がします。
金枠の千本透かしでダイヤモンドを使用しているリングはほとんど記憶にありませんからね・・・
両脇に各ダイヤモンドが光っています。ダイヤモンドの下の空いたスペースには、手巻きの唐草が・・・
千本透かしから、唐草へ移行する過渡期に作られたものかと思われます。
枠も手作りで、アームも面取りアーム。
現代のジュエリーは、工程をいかに省くか が、テーマなの?というジュエリーが多く、
アームなども、つるんとしているものばかりですが(楽に磨ける)、
この時代のものは、面を取ったり、つや消しにしたり、アームに対しても一手間、ふた手間かかっています。ちなみに、面を取ることによって、光の部分と影の部分が強調され、光に変化が出ます。
あまり人目につく部分ではないですし、気にする人も少ないだろうとは思いますが、目立たない部分でもこのように飾る意識があるものはいいなあ。 と、思いますし、
いろんな人に、ハンドメイドジュエリーの良さをお伝えできればと思っております。
ご購入はこちらをクリック!→http://classics.shop-pro.jp/?pid=133844141