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メキシコ産のオパールを使用した千本透かしダイヤモンド取巻きリング
地の色はややオレンジ色です。
斑の色はこの手のオパールにしては多彩で、赤、オレンジ、黄色、黄緑、水色、青等確認できます。
表面に一部欠けている(小さな穴)箇所があります。肉眼で一見わかりませんが肉眼で凝視すると確認できます。それ以外はにルーペで見ると表面にキズを確認できます。
石座にはミル打ちがほどこされ、その周囲をダイヤモンドが取巻いております。
ダイヤモンドは綺麗なものが使用されています。
千本透かしは鋸刃で透かした千本透かし。少し短めなところが特徴ですね。ロウ付け箇所が外れている箇所があります。強度的には問題ないですが、納品前に修復可能か職人さんに聞いて可能であれば修復の後納品を予定しております。
千本透かしの上には、丸のパイプをカットしたパーツを間隔を開けて並べた隙間があります。
千本透かしの上に透かしがあるものを2段透かしと私は呼んでいますが、そもそも彫ったり、切り取ったりした透かしたわけではなく、スペースを空けているって事になりますが、もともと呼び方もわからない中でつけていった名前なのですが、より詳しくなってくると、自分がつけた名前であってもこの呼び方でいいのだろうかと悩むことは多々あります。。。
アームは細めのスタイル。
千本透かしはそもそも、装飾と軽量化を兼ね備えたデザインだと思いますので、もともとは腕は結構細いですね。
唐草の時代に近づくと割とがっしりしてきますね。
もともと面取りされていたのか、面取りの手前位の角度のある曲線なのかわかりませんが、アームの断面は肩の付近は角度を感じます。
指の腹側は大幅なサイズアップの痕跡があり、そのあたりは角度を感じません。
最初気付きませんでしたが、大幅なサイズアップ故に、極端にいうとおにぎり型のような輪になっており、
サイズ棒では16号を示しますが、上の方にスペースがありますので、実際のサイズはもう少しあります。
千本透かしの修理、アームの面取り(ぐるっとやるか、肩付近のみかは職人さんと相談します)。仕上げの後納品いたします。
メキシコ産オパールのサイズ:約12.2mm x 約5.7mm
メキシコ産オパールのコンディション:本文中に記載しております。
脇石:ダイヤモンド 綺麗です
リングサイズ:約16.5号?
指の甲側の高さ(石座+石):約8.0mm
石座のサイズ:約16.1mm x 約11.3mm
指の腹側のアームの幅 x 厚み:約1.7mm x 約0.7mm
指の側面のアームの幅x厚み:約1.5-1.6mm x 約0.8mm
刻印:[P.m](陽刻)
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サイズ直し完了。
綺麗な円形になりました。
磨きは無しでというお客様の要望により、
サイズ直し部分の磨きは工程上必要ですが、
それ以外の部分は磨かずに納品です。
汚れはちゃんと落としますが、経年感は残すう方向で。 pic.twitter.com/S9jNBYVTIg— 渕上清志(ヴィンテージジュエリー/肥前屋質店) (@fuchigami) November 12, 2018