先日、メキシコ産のオパールで、青みがあるけれども、黄色味もあって、ウォーターとは言い切れないオパールのリングがありまして、
それを仕上げてみると、予想以上に綺麗になって、黒地の上だと凄く青みを感じるようになったのですが、
↑これが、ウォーターオパールではないならば、
では、こちらはウォーターオパールと書いたけれども、本当にウォーターオパールなのか気になるようになり…
昭和ジュエリー ウォーターオパール Pm 唐草 リング #9.8
一旦、調べてみることにしました。
何故なら、自信を持った状態でお届けしたいのに、その自信が揺らいだならば、やっぱりそれなりの根拠をもってお届けしたいので…
鑑別機関の方に相談してみると、ウォーターオパールで大丈夫そうだったのでひと安心。
自分の中でのウォーターオパール観はとりあえずは間違ってなかったのでちょっと安心しました。
自分が思うに、上のオパールは、見る人が見ればウォーターで通っちゃう境界線当たりのものではないかと思っています。
宝石は、明確に境界線があるものとそうでないものとあります。
境界線が微妙な事の方が多いかも。
それは、科学実験のように純粋培養的に作ったものではなく、自然の中で作られたものだからいろんな不純物だったり生成過程、環境だったり、イレギュラーなものが多いからだとも思います。
上と下、どちらが美しいですか?どちらがおススメですか?と、問われると、ウォーターオパールではありませんが断然上の方が良いと、私は思います。
ってことで、名前や、鑑別所の有無ではなく、見た目に美しいか綺麗かその辺の感覚を大事にされることをお勧めしたいと思います。
いろんな石をコレクション的に集める意味で、ウォーターオパールをお探しであれば、上ではなく下になると思います。
まぁ、人それぞれって事ですね。