ほぼ消えかかって、解読困難な18Kの刻印有りますが、おそらくK18の品位はないのではないかと思います。
K14もなさそうなこの赤み…
珊瑚は、日本近海の血赤珊瑚だと思います。
色は最高級とかではなくぼちぼちな感じです。
側面、裏側には虫食いもありますので、
血赤珊瑚の価値で見るより、珊瑚を使ったジュエリーとして見ていただければと思います。
造りは、菊爪と言いたいところですが、石を留めているのではなく、珊瑚は裏側で接着剤で固定されています。
ですので、装飾ですね。
サイズ直しの痕跡あります。
と、ここまで書くとよろしくないジュエリーのようにしか見えなくなりますが、実際はそうとも言い切れなく、
日本産の宝石に、菊を連想させるデザイン、
腰、石座の部分はまだわかりませんが、輪の部分は手造り。
裏から見るとハートが沢山…
18Kの刻印は、日本産ではない場合が多いのですが、こちらは日本を感じますがどうでしょう?
時代も昭和30-40年代?
短い文章で説明するのがちょっと難しいリングです。
仕上げ、金の品位の検査の後納品いたします。
検査いたしましたが、14金でも、10金でも、9金でもなく、7金〜8金位でした。半分くらいは銅で出来ていました。
ただ、この検査は目安的なものですので、絶対的な結果ではないのですが・・・
ただ、刻印通りの品位はないということは間違いないと思います。
ここまで金の量が少ないと、金製品という考えを捨てて、3割ほど金の入っている良質アクセサリー的なものお考えいただくと逆によく見えてくる感じでしょうか?
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