昭和ジュエリーを探し続けているうちに、ある種の様式といえる高品質のジュエリー群の存在が浮かび上がって来ました。
石座の唐草の美しさ、肩の張り具合等に特徴があります。
もちろん、使用している材料も美しいです。
これらは、私が仕上げや加工で、お世話になっている職人さんの修行元である、
市内の、宮川貴金属製作所によって生み出された作品群であるということがわかりました。
かつては、「M-style(仮)」と、呼ばせてもらっていましたが、良い作品を多く残していますので、名前をはっきりと書いておいた方がよいのではないかという思いに変わりました。
卒業生の作だったりすることもあるので、なかなかに奥の深い世界です。
中古のジュエリーの世界では、著名なブランド品でない限り、誰が作ったかはほとんどわからないのですが、何かのご縁で、作り手を知る手がかりを得ることができましたので、これらの作品群は大事に集めていき、皆様と共有できればと思っております。
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