基本的に、加工類は近くの相談できるところで直接というのが良いかなと思っておりますが、
ご近所の方からのご依頼でしたので、トライしてみます。
こちらのペンダント
ペンダントは、翡翠のみにして極細の金のネックレスにされたいとの事・・・
ちょうど、ピッタリの金のネックレスがありまして、お客様に見ていただきましたが、イメージ通りとの事。
これから次の段階、プラチナ部分を外して、輪っかを付けます。
輪っかは、事前の職人さんと、お客様との話し合いの中で、
目立たなくするために、チェーンが外せないくらいの輪にすることが決定しておりましたので、
これから輪っかを取り付けます。
あまり繊細すぎると強度に問題が生じるでしょうから、強度と細さのバランスは職人さんにお任せで…
リングのリフォームなどになると、いろいろと大変。
何が大変かというと、デザイン画を作ったり、
そのデザインで加工してもちょっとした爪の大きさでイメージががらりと変わったりで、
あまりお勧めはしておりません。あえて言うならば、専門で、経験のあるところが良いと思います。
予算に糸目をつけないという事であれば、思う存分やるといいものができると思うのですが、
限られた予算内だと、打ち合わせの回数や、やり直しなしの一発勝負などになるとやはりリスクはあるかなと…
まぁ、でも、今回の分は、輪っかを外して輪っかを付けるのみですから、割と簡単なのでやってみようかなと…
これでも、線の太さ、大きさで印象ががらりと変わりますからね…
輪っか一つだけと言っても、
楽勝という感じはなく、むしろ憂鬱という感じではないですが、お客様に喜んでいただいてなんぼですから、
のりのりで、ハイ、ちゃちゃっ
という気分にはなれません。
現状の輪っかはロウ付けがなされてないので、言ってみると「C」の状態ですが、
輪っかが広がると、ネックレスから落ちてしまいますので、「O」の状態にした方がよいとの事。
そういう部分って、普通わからないから、安く済まそうと思えば、「C」で、いいのでしょうけれど、
やっぱりそれではだめですよね。
という話に自然になっていきます。
でも、ロウ付けしようにも熱を使うので、レーザーで溶接するとかしないとか…
そういう部分で、予算が少しあがりますが、そこは避けては通れない道という事で…
そんな感じの予定になります。