タイトルに、手巻唐草と書きましたが、
唐草は鋳造が多く、手作りと鋳造品を分けたいなと思いまして名前を付けてみました。
#手作り であれば、手で巻いています。
ジュエリーに関して、手作りかどうかというのは、世間的には大して気にされていないというか、
気にしている人の方が少ないように思いますが、
パワーストーンではないですが、手作りの力ってあると思うのです。
こちらの唐草、ちゃんと巻いていますし、先端を斜めに切って巻いていますので、印象がシュッとしています。
肉眼ではわかりにくいですし、言わないとわからない部分ではありますが、
作り手の気遣いというか意識の高さというか、そういうものが伝わってきます。
何故かというと、先端部分をどうするか等は、デザイン画に入っていない情報だからです。
誰にも支持されなくても、よりよく見せるためにちょっとした工夫を当然のように施している。
そういうのは、気持ちが伝わってきていいですよね。
材料はK14WGですが、その辺のプラチナ製品に負けない格を感じます。
腕に施された艶消しもまた良いですね。
現代の量産ジュエリーのアームはどれもこれもアームが鏡面光沢であまり何も考えていないのでは?
というものも多いですが(そればかりではないですが)、この時代のものはいろいろな考えが詰まっているように感じます。
石座がスクッと立ち上がったタイプではなく、下からお椀型に広がっているのも良いですね。
石については、あまりこの手の石を追いかけてきませんでしたので、何と語ってよいのか言葉を持ち合わせておりません。
ほんのりキャッツな感じです。
仕上げの後納品いたします。
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