キャッツアイは色が良く見えすぎ&難ありまくりですが…
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渕上清志 働き方改革
ってことで、もうちょっとスピーディーに紹介できないものかの試行錯誤中…
一つの指輪で3日かけて語れもしますが、
あまりそれをやっちゃうと、
救うべきジュエリーを救えなかったりもします。
でも、せっかくご注文いただいてお届けしてがっかりもされたくないので、
極力ちゃんと説明したい。ジュエリー達の隠れた魅力をすべては無理にしても極力伝えたい。
・・・てな相反する2つの考えの狭間で悶々としております。
とか、そんなこと書く前に、どんどん紹介していけばいいじゃないか。
という事で…
このキャッツアイ もともとの原石のコンディションが悪かったのでしょうね。
表面に達しているヒビも多く、内部にもインクルージョンありまくり
裏側はカットはされておらず、凸凹しているワイルド君
もともとのコンディションは良いとはとても言えませんが、使用感ある割に表面の目立つスリキズなどはありませんので、とても丁寧に扱われていたのだと思います。
強度不安については、作られて40年以上は経っていると思いますが、時間がそれを証明しているかと…
ブロック塀とか殴るとすぐ割れると思いますが、普通に宝石を扱う扱いではそう不安に感じることはないかと思います。
何故、こういう石を選んだのかというのは大方想像がつき、
当時は天然石で綺麗なものを入手することも結構大変だったのだろうと・・・
ただ、線はややぼんやりはしていたり、角度によっては中心に走っていない事も多いですが、
肉眼で見る見た目としては、そんなにひどいものではないです。
いかん、手短にしようと思うけれどもどうしても長くなる…
石は最高のものは入手できなかったけれども、
枠は手作りで、初期の唐草。
様式化していないころのもので、同じようなデザインのものはあまり見ません。
そして、唐草の先端を薄くしている、外側の先端を内側よりも気持ち巻くことで、唐草をより良く見せようという配慮がうかがえます。
難ありとか、キズ、凸凹とか驚かしましたが、
悪い感じのないリングです。
うーん、長くなってしまいました…
ご質問はお気軽に・・・
メインの石のサイズ:約8.7mmx約8.2mm
メイン石のコンディション:難あり 亀裂多数
リングサイズ:約12号
刻印:P.m 2.00(メイン石の石目だと思います)
仕上げの後納品いたします。
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