少しキズが入っている、少しココが曲がっている、インクルージョンがある、等々、ヴィンテージ品や、中古品ではよくあることでも、説明に書いていると、品物を褒めているのかけなしているのか自分でもわからなくなることがありまして…
品物のエッセンスというか、ここが気に入って入手しました的な部分を100字前後にまとてみようかなと思っています。
過去に紹介したもので、当店に在庫があるものでしたら、リクエストいただきましたらコメント書いてみますのでお気軽にお知らせください。

千本透かしの中で品格際立つ、プラチナダイヤモンド取巻き千本透かし。腕も細く軽量化志向と装飾を両立。ビシッと鋸刃で透かし、ミル打ち、面取り&艶消し腕等、当時の職人さんの技が際立っています。ファイヤーオパールは明るめで遊色もしっかりあります。

1ctupダイヤモンドに、覆輪留めシンプルペンダント&スライドベネチアンネックレス。若干色アリ、インクルージョンあり、割とカット良し。予算抑え目でそこそこの輝きのあるダイヤモンドペンダントネックレス。

厚みがない分面が広い翡翠。石座は手巻唐草がぐるりと巻いています。高く高くではなく、低く低く抑えがらも、唐草の家の横窓を付けてひと手間加えた二段透かし。指輪を通して良いものを作ろうという作り手のモチベーションを感じることができます。

しっかり色のあるパライバトルマリン。インクルージョンがあるものの下部の面からの反射もあり力強い光を放ってくれています。本当ですか?という自称ブラジル産が多い中、GIAの産地表記のある鑑別書付というのもポイント。

大粒シトリン千本透かしリング。K14PdWGという刻印が特徴的。素材へのこだわり、作りも技術もしっかりしており、装飾という足し算ではなく、装飾を削いでいく作り手のデザイン意識がよく伝わってくるリング。